お金の話 第2段。
今日は日本からの海外送金についてです。
留学・ワーホリで学校に通うとき、学費という大きなお金を支払う必要があります。
銀行によって、手続き方法も時間も手数料もレートも違います。
大金を払うのだから、できれば少しでも節約したい!お得に払いたい!と思いますよね。
私が海外送金のときに重要視したのは下記2点。
- 少しでも安く送金できること
- 手軽に送金できること
新生銀行には海外送金が2種類あります。
- ネット・郵送で簡単に手続きができるGoRemit
- 店頭で手続きをするパワーフレックス海外送金
よくある銀行の窓口で書類を書いて送金するのは②ですね。
私ははじめ「店頭へ行って手続きする必要がないなら、仕事を休まなくてもいいし便利!」と思いGoRemitの利用を考えていました。
しかし、調べていくうちにパワーフレックス送金の方が安くすむのでは…?と思うようになりました。
結果、私はパワーフレックスの海外送金を選びました。
決め手は、送金手数料……ではなく為替レートです。
それでは、まずはGoRemitとパワーフレックス海外送金の違いについて
GoRemit
新生銀行に口座を持っていなくても利用可能事前に郵送で送金先の登録が必要
→郵送から登録まで約7-10日かかる
送金手数料:2,000円
レート:送金日のGoレミット専用TTSレート
Goレミット新生海外送金サービス | 新生銀行
パワーフレックス海外送金
新生銀行の口座が必要外貨普通預金からも送金可能
(当日窓口で円→外貨に替えて送金する or 事前に外貨普通預金に替えておき、それを窓口で送金処理)
店頭で送金先の登録が必要(送金先の事前登録のみはできない)
一度登録&送金した後は、電話でも手続き可能(登録できる送金先は1件のみ)
→送金先登録完了には約10日かかる ※送金自体は当日窓口でできる
送金手数料:4,000円
レート:パワーフレックス口座為替レート
送金手数料だけ見るとGoRemitの方が2,000円安いです。
でも、GoRemitとパワーフレックス送金では為替レートが違うんです。
たとえば、AUD 5,000を送金する場合
- GoRemit
レート 93.96
手数料 2,000
合計 471,800円
- パワーフレックス
レート 91.66
手数料 4,000
合計 462,300円
パワーフレックスの方が9,500円お得!
ただ金額が少ない場合は窓口へ直接行く手間を考えたら、すべてネット・郵送でできるGoRemitの方がいいですね。
たとえば、AUD 1,000を送金する場合
- GoRemit
レート 93.96
手数料 2,000
合計 95,960円
- パワーフレックス
レート 91.66
手数料 4,000
合計 95,660円
また、日によっては二つのレートにあまり差がないこともあります。
一番いいのは レートのいいときに事前に豪ドルへ替えて外貨預金に入れておき、必要になったら窓口で送金をすることですね!
1度窓口で送金を行うとその送金先が登録されるので、同じ送金先なら2度目は電話で送金依頼が可能です。(ただし、パワーフレックスの場合は送金先は1件しか登録できません。GoRemitは何件でも登録できます。)
今回は学費で送金金額が大きかったこと、レート差が大きかったこと、窓口に行く時間があったことからパワーフレックスの海外送金を選びました。
送金金額が小さく差額が数千円程度の時は、仕事もなかなか休めないのでGoRemitを選ぶかもしれません。(登録に少し時間がかかるので、時間に余裕がないと使えませんが…私は身分証明書類が住民票しかないため、登録だけでなくその取得にも時間がかかってしまいました。
海外送金はつい高い手数料に目がいってしまいますが、ご自身の時間の都合や送金期限、送金金額で決めるのがいいですね。
以上、新生銀行での海外送金についてでした。
※尚、上記は私個人の見解ですので詳しくは銀行へ直接問い合わせてください。
また、今回はあくまで新生銀行の2つの送金サービスを比較した場合の結果です。
コメント
コメントを投稿