今回は2度目のオーストラリア留学です。
1度目は大学生の時、1年休学して行きました。
今はどこの留学雑誌を見ても、HP見ても「休学留学」って大きく紹介されいますが、
正直私が行ったときはここまでメジャーじゃなかったような気がします。
私がしたのはオーストラリアの大学にあるStudy Abroad Programというものです。
1学期間現地の大学で授業を受けることができるんです。
聴講ではないので、授業に出てテストも受けるし、成績も出されます。
学校の交換留学を私費でやっているような感じですね。
これも当時はあまり認知度が高く内容で、エージェントにメールをしてもきちんとした情報を持っているところがあまりありませんでした。
さて、どうしてこの選択をしたか。
なんでワーホリやTAFE(専門学校)、語学学校じゃなくてわざわざUniverstyでStuddy Abroad Programなのか?
まず、当時はワーホリのことを正直 遊学だと思ってました(笑)
だって、ホリデーって言ってるし!←
すみません、完全に無知でした。
まさかその6年後に自分が30間近にもなってワーホリするとは……w
英語科生としては、ただ英語の勉強をしに行くのが目的になるのは嫌だったんですね。
英語の勉強は大学でやっているはずなので、Australiaでしかできないことをやりたかったんです。
でも、自分のやりたいことってなんなんだろう…?って思うと考えても考えてもなかな思いつかないんです。
英語科生が就職活動前にわざわざ休学してワーホリだと、就職活動に逃げたいだけの遊学って捉えられたりするのかなとか。
大学で英語勉強しているんだから、できて当たり前なのになんでわざわざ留学するの?とか思われるのかなとか。
その当時はリーマンショック後で就職も厳しかったので、とにかく留学後にくる就職活動に対して相当怯えていました(笑)
やっぱりただ行くより、専門学校で何か資格取ったほうがいいかなとも考えていました。
かといって、専門学校でやりたい勉強が何かあったわけではありません。
そんなときあるカウンセラーの方に
「将来にメリットになる、少しでも有利になる…というような自分の意志に反する部分で本当にやりたいことが見え隠れしていませんか?」と言われました。
すごく大事なことに気づかされました。
将来にメリットになる…、就職に少しでも有利になる…って、いつのまにか「留学」に行く本当の目的を見失っていました。
わざわざ就職活動前に休学して留学するた時点で、デメリットが生じることは覚悟していました。
それでも留学したいと思ったのは、もちろん就活に生かしたいからじゃなくて、自分自身が海外で学びたいと思ったからです。
でも、気づくとやりたいことよりいかに有益か有利ということばかりに目がいってたんですね。
留学したい
海外で生活したい
英語力をもっと向上させたい
でも、それだけで終わりたくない
英語科なんだから日本でも英語を十分学べる環境にいる
じゃ、わざわざリスク背負ってまで行って何がしたいんだろう?
そうやって考えていくと私がやりたいことって大学で勉強してる地域研究だったりCommunication学だったんです。
もっともっと勉強したいし、せっかく世界のこと勉強してるんだから日本じゃなくて別の角度から学んでみたいなって思いました。
だから、最終目標を「大学」に決めたんです。
専門学校だったら資格もらえて、少しは就職に有利かもしれない。
でも私自身がやりたいことは「学ぶ」ことだったので、この道を選びました。
専門学校で得られる実践知識より、大学で得られる知識がいいなと。
留学・ワーホリをする上で一番大事なことは
本当にやりたいことはなんなのか?をしっかり考えることです。
せっかく行くなら これもしなきゃ、あれもしなきゃとか、ついついいろんなこと欲張っちゃう。
それは当り前のことだし、できることは全部欲張ってやればいい。
でも、あくまでもそれは+αなので、まずは自分自身がやりたいことが何かをちゃんとわかって、それを自分の軸としてもっていないと、留学してもどこかで自分を見失っちゃうんですね。
「留学」しなくても生きていける
行かなくてもいいのに、わざわざ行く
その理由を自分なりにしっかりともっていることが大事だなと思いました。
わかったようなこと書いてますが、こんなこと言いながら私の留学生活は軸がぶれまくり見失いまくりで散々でした。黒歴史ですもはやw
お世辞にも成功した、いい留学だったとはいえません。
だからこそ、2度目の留学は満足できる形になればなと思います。

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