オーストラリアで今まで住んできたいろんなタイプのシェアハウス

オーストラリアに住む留学生のほとんどが経験するシェアハウス。
私も今回の滞在で2回、前回の留学時に3回シェアハウスをしました。
シェアハウスと言っても、本当にいろんなパターンがあって、一人部屋やルームシェア、留学生とシェアやオージーとシェア、大人数とシェアや家族とシェアなどいろいろ。
その中でも私は

• 家族とシェアハウス
• 主にオージーとシェアハウス
• オージーと二人だけのシェアハウス
• 主にAsianとシェアハウス
• 多国籍ミックスでルームシェア

をしていました。
それぞれ違った良さや残念な点があったので私の感じたことをまとめてみました。

家族とシェアハウス

これは日本語サイトJamsで見つけた家で、二人子供のいるオージー家族とのシェアでした。
この家を選んだ理由は、

• 子供がいるのでチャイルドケアの勉強に役立ちそう＆子供が好き
• オージーとのシェアなので英語の勉強になる
• 家が綺麗
• オウンルーム
• 家族の雰囲気がよかった

家族とのシェアなので食事込みでない以外は、割りとホームステイに近いような気がします。
新築に近くとても綺麗で大きなお家でした。
オウンルームでバストイレは子供たちと共有、両親は自分たちのベッドルームにバスルームを持っていました。子供はシャワーも寝るのも早いので、特にバスルームが混み合うことはなかったです。

家族とシェアすることのメリットは

• 会話が増えるので勉強になる
• 一人じゃない安心感

デメリットは

• プライバシーがあまりない
• 気を遣う

以前も書きましたが家族と一緒に住んでいる以上、気を使う点が多かったです。

こあら留学観察日記: 家を引っ越そうかなと考え中

シドニーに来て56日目。 最近家を引っ越そうかなと考え中。 3週間のホームステイ後に今のシェアハウスに移り現在1か月ほど経ちました。 本当は11月末まで待てばいい物件出るかなーと思ってたんだけど。 ...

ただ、家族との関係は良好で、とても楽しく過ごしました。
子供がとてもなついてくれてすごく可愛かったです。
たまにディナーに混ぜてくれたり、多めに作って残ったご飯をくれたりしたので食費が浮くこともありました❤
リビングなどで何かと一緒に過ごす時間が多かったので、会話も多くとても英語の勉強になったし、自分の部屋にいるときでも子供とお母さんが話しているのが聞こえてきて、それを聞いてるだけでも学ぶことが多かったです。
特に私はチャイルドケアの勉強をしているので、親が子供にどう接するか、どういう表現を使うかなどとても勉強になりました。

主にオージーとシェアハウス

今の家です。Flatmatesで探しました。
オージー3人、イギリス人1人、フランス人1人、中国人1人の計７人で一軒家をシェアしています。
全員オウンルームで、バスルームとトイレが二つ。
シェアメイトは主にフルタイムワーカーなので、平日 9～5時まで働いています。

メリットは

• 全員オウンルームなのでプライバシーが保たれる
• 静かで落ち着いている

デメリットは

• シェアメイトと一緒に過ごす時間が少ない

基本的に各自部屋で過ごすので静かで落ち着いている反面、みんなでわいわい楽しく雰囲気ではないので少し寂しく思うことがあるかもしれません。
みんなそれぞれ部屋にTVもあるし、ご飯も部屋で食べるので一緒にリビングで過ごしたりすることはありません。
もちろん会えばsmall talkくらいはします。同じ日に引っ越してきたオージーの女の子がいたので、その子とは特に仲良くなって、時間が合えば一緒に車でスーパーに買い物に行ったりします。
ただ、友達というより同じ家をシェアするシェアメイトって感じです。
ルームシェアをしている友達の話を聞くと、シェアメイトが常にリビングに集まっていて家族のようにわいわい過ごしているという子や、ルームメイトとよく出かけるという子が多いです。
私はみんなでわいわい過ごすのがあまり得意ではないので、今ぐらいドライな関係のほうが合っているなと思っています。
基本的に一人が好きで、誰とも話したくない気分の時が結構あるタイプｗ

ここからは前回の留学時の体験なので、少し記憶が曖昧です。。。

オージーと二人だけのシェアハウス

ブリスベンの大学に通っていた時、Cityから離れた郊外で他大学のオージーの女の子とオウンルームのシェアハウスをしていました。
これもFlatmatesで探しました。
大学から近いし、オージーの女の子とのシェアだったら英語の勉強にもなるし、友達になれそうでいいなと思って選びました。

実際は、彼女はほとんど彼氏の家に行くかバイトで忙しいかでほとんど家になかったので、実質ほぼ一軒家に一人で住んでいました。
すごく自由気ままで気が楽な反面、少し孤独でしたｗ
その前までシドニーで大好きな友達に囲まれて過ごしていて、一人だけ大学のためにブリスベンに移動したので、シドニーが充実していた分ブリスベンでの日々は孤独でつらかった思い出です。
今回の家もそうですが、オージーとのシェアの場合は留学生とのシェアに比べると友達としてわいわい過ごすというより個々の時間を大切にするので、ハウスメイトはあくまでハウスメイトだなって印象です。（もちろん人によります。）

主にAsianとシェアハウス

この家は韓国人姉妹、ベトナム人、ミャンマー人とのシェアでオウンルームでした。
gumtreeで見つけました。cityから30分以上離れていることを考えると、やや高めでしたが新築のものすごく綺麗なマンションでした。
inspectionに行ったとき、家も綺麗だしなんとなく韓国人姉妹と同じアジア人として気が合いそうだったので選びました。
もうひとつcityに近いオージーとのシェアハウスで迷っていましたが、そちらにインターネットがなかったこととこっちの家のほうが友達のように楽しく過ごせそうだったのでこっちを選びました。

オウンルームでしたが、基本的にみんなリビングで過ごしていて、毎日みんなでわいわい楽しく過ごしていました。時々みんなでパーティーしたりもしました。
学校以外ではなかなか友達ができる機会もなかったので、みんなで一緒に友達のように過ごせたのは寂しさを感じることもなくよかったです。
特に韓国人姉妹のお姉さんがアメリカの大学を出ていて英語がペラペラだったので、会話が多い分勉強になりました。

ただ、韓国の文化なのかシェアメイトの性格なのか？いい意味で世話焼き（悪く言うとおっせかい）で、常に一緒に行動したがったり、何でも私のためにとしてくれるのが私にとっては重荷に感じてしまい最後のほうは一人の時間が欲しくて葛藤していました（笑）
学校の関係ではじめから3ヶ月滞在の予定でしたが、3ヶ月で十分でした。
やはり私はみんなとわいわい過ごすのが得意じゃないなと実感ｗ
友達を作る意味では、アジア人は特に感覚も似ているので仲良くなりやすいなと思いました。

多国籍ミックスでルームシェア

ブリスベンの大学が終わって、帰国前の3週間シドニーの語学学校に行くので3週間だけcityど真ん中の高層マンションでルームシェアをしていました。
Town Hall駅から5分の綺麗な高層マンションで、1部屋にbunk bed×2つの4人部屋でした。Girls roomとBoys Roomの二部屋で、計8人シェアでした。
今回city中心地のinspectionにたくさん行きましたが、比べるとこの時のお部屋はすごく広くて綺麗でした。
これはブリスベンにいた時にJamsで見つけたので、写真を送ってもらっただけで実際のinspectionはしていません。日本人の女の子が3週間日本に帰国する間、代わりに住む人を探していてちょうど私の希望とあっていたので入れました。

ルームシェアでしたが、この時は帰国間近でバイトもせず語学学校に行ってるだけで結構気楽に過ごしていたので何の問題もなく寝れました。
他のルームメイトや物音が気になって寝れないとか、目が覚めることもなかったです。
意外とルームシェアでも平気なタイプなのかもしれません。
ただ今みたいにがっつり学校で勉強して、課題もこなさないといけない場合は集中力が大事なので、しっかり規則正しい生活をして安眠する為にもオウンルームがいいです。
この時は3週間と割り切っていたことも大きいです。

ルームメイトはギリシャ人、韓国人、コロンビア人でみんなワーホリできていました。
毎日のようにみんなで遊びに行ったり、ご飯を食べたり、pubやclubに行ったり短期間ながらとっても仲良くなりました。
同じ留学生とのルームシェアは生活スタイルも似ているし、家族や友達と離れて一人でこっちに来ているので仲良くなりやすいなと思いました。わいわい過ごしてすごく楽しかった思い出です。
やっぱり一人海外に来るのは楽しいだけでなく、孤独や寂しさを感じることもあるので同じ留学生と友達のように毎日過ごせるのは安心感があります。

以上が私がオーストラリアでしたシェアです。

自分で選んだ道、やりたいことではあってもやっぱり一人で家族も友達もいない海外に住むのは寂しいものです。
学校やバイト先などで徐々に友達ができますが、一緒に過ごす時間の長いシェアメイトと友達のように過ごせるのは安心感があっていいです。
特に留学生の多いルームシェアor部屋数の少ない家(特にマンション)でオウンルームだと環境が似ているし、一緒に過ごす時間が多いので友達のように仲良くなれることが多いのかなと思います。
逆に一人の時間が大事でわいわいするのは疲れちゃうタイプの人は全員オウンルームの家、特にフルタイムで働くオージーとのシェアのほうが自分一人の時間をたっぷり持てそうです。＊
英語を伸ばしたいので、ネイティブとシェアしたいなという不純な動機を抱えてシェアハウス探しをしていたこともありましたが、いくらネイティブと一緒に住んでも話す機会がなければ意味がないことに気がつきました。（当たり前ですが）
結果的にはみんなでわいわい住める家に住んで話す機会が多いほうが英語の勉強になる気がします。
逆に今は英語の勉強よりもとにかく心おだやかに過ごしたいので、シェアメイトとわいわい仲良くなる雰囲気ではない今の家を選びました。

これを書いていて、海外で英語力を伸ばしたいという意思がある割りには人と関わることに対してすごく消極的な自分に気づきました。笑
人はそう簡単にはなかなか変われないなー。

オーストラリアでのシェアハウス探しで気をつけることや、聞いたほうがいいポイントなどに関してはこちらの記事をどうそ。今までかなりの数のインスぺをしたので、段々自分に合ったシェアハウスを見つけるために見るべくポイントがわかってきました。

こあら留学観察日記: オーストラリアでシェアハウス探しする時はこれを聞く！

この3ヶ月で20件近くシェアハウスのインスペクション（Inspection）をしました。 Inspectionを重ねるうちに、どういうことに気をつければ自分の希望に合う家が見つかりやすいが自分なりにわかってきました。 Inspectionとはシェアハウスを探すときに、部屋の内覧、見学することです。 オーストラリアではシェアハウスを探す時

シドニーに来て86日目。