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ワーホリバックパッカー税はまだどうなるかわからない?

先日から日本のニュースやブログなどでは、来年の1月からワーホリバックパッカー税19%導入とかワーホリの年齢が35歳まで引き上げって断定されてるんですが、実際にはその法案通りに導入確定したわけではないです。
去年「ワーホリバックパッカー税32%か!?」って話から始まり、今月政府から発表された「2017年1月から税19%導入」に落ち着き、政府もこの案で進めていくと言っているので残念ながら税19%は導入されるとは思いますが。でも、確定って断定するのはまだ早くない?と思ったので書いてみました。

10月初旬に発表された法案は主に以下6点。
  • 年収$0~$37,000まで税率19% (32.5%は撤回)
  • 退職老齢年金(スーパーアニュエーション)の返金額が大幅減 約60%→5%返金
  • 年齢の上限を30歳→35歳に引き上げ
  • 一定条件の元、同じ雇用主でも異なる場所なら1年働けるようになる
    (現行は同一雇用主の元6ヶ月まで)
  • ワーホリビザ申請費が$50値下げ $440→$390
  • 出国税が$5値上げし、$60 (ワーホリに限らず)

前回の発表についてはこちらをどうぞ
ワーホリ税、スーパーアニュエーション、ワーホリ年齢制限の変更について

この案で導入される予定ですが、実際にはまだ導入の最終決定はされていません。
「今週月曜に法案がオーストラリア下院議会を通過した」とニュースに載っていました。

FNQ banana grower hopeful “fair” backpacker tax will pass Senate | The Cairns Post

  The legislation passed the Lower House on Monday and will now go to the Senate. Labor has referred the bills to the Senate economics committee for review with a report due on November 7.
If the legislation is successful, working holidays makers will be taxed 19 per cent from the first dollar they earn from January 1. A package announced by the government last month also included a 95 per cent tax on superannuation payments once working holiday-makers leave Australia and a $5 increase in the international departure tax to $60 from July 1, 2017.
記事によると「今週の月曜日、法案が下院議会を通過、上院での審議に移る」そうなので、上院で法案が承認されるまでは正式に導入確定とは言えないでは?思いました。

また、ワーホリバックパッカー税19%導入とスパーアニュエーション返金額の減額、出国税が$5値上げについては書かれていますが、ワーホリの年齢が35歳に引き上げになる件については書かれていないのでわかりません。(ワーホリ35歳まで引き上げについて、オーストラリアとしては大した問題と捉えていないためニュースでは触れられていないという場合もありますが)

こちらはYahoo!7(オーストラリア版Yahoo!)の記事です。

Backpacker tax passes lower house

下院を通過して、上院の審議になるようなので先日発表された法案のまま進むことになりそうですが、本当に法案が承認されて発表されるまでは安易に一喜一憂できないなぁと思いました。
法案の内容はこのままでも、審議に時間がかかれば導入が遅れる可能性も十分あり得るし。

オーストラリアの議会制度とかよくわかってないし、そもそも英語の読解能力にさほど自信がないのでよくわかる方がいたらコメントかTwitterで情報頂ければ嬉しいですw

スーパーアニュエーション返金額が5%に減額しちゃう件に関しては来年7月からのようなので、もしうまくいけば5月末帰国の私は今と同じ7割返金が可能なのかなとうっすら期待。
5月末帰国してすぐ申請すれば、導入の7月より前だし。
まぁ、こればかりはなってみないとわからなーい!
 

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